日差しは暖かかったけれど、空気は冬
空気は冷たかったけれど、日差しの降り注いだ一日でした。
午前中、久々にオートバイの汚れをふき取り、いつもの散歩道とは
違う方向に足を向けました。
目的地はありません。本当に気の向くまま、近場をふらっと、走ってきました。
スマホは持っていますが、ホルダーつけてナビにして…という事はしたくありません。道を間違うのもまた一興。初めて走る道も楽しいので。
まあ、あまり遠出はしていないので、道を間違う心配はもとよりありませんが。
この川の下流(写真上方)に水門があり、印旛沼の水が増水しすぎたたときには、
その水門を開け、沼の水を下流の海へ流す、という仕組みだそうです。
土手沿いには河津桜が植えられていて、例年3月上旬には満開を迎えます。
この写真を撮る少し前、道端にZ900RSが止まっており、乗り手がオートバイの
後ろにしゃがんでいました。
「故障か?」と思ったのですが、スマホを片手にしていたので、
多分写真を撮っていたのでしょう。声をかけず通り過ぎました。
空はきれいだし、車通りは少ないし、写真を撮るにはうってつけの日。
じゃあ、自分もっていうんで撮ったのが
のどかな田園です。
そろそろGパン一枚では寒くなってきました。
で、いつもの、風車のある広場へ。
田起こしも終わっています。もうすぐチューリップ祭りも始まります。
沼の向こうの森から姿をのぞかせているのは、東洋経済の全都市「住みよさランキング」一位に輝いた印西市の中の千葉ニュータウンのマンション群です。
Zの後ろの木は桜です。さっきの新川沿いに印旛沼のこのあたりまで、
サイクリングロード沿いに延々と並木が続いています。
春の風景はどんなだったか、桜の咲く時期、チューリップの咲く時期は
前職の仕事の忙しさがマックスで(結局そのマックスが三十五年間継続しましたが)、
景色を目に焼き付ける余裕もありませんでした。
サイクリングロードを自転車で走る人、ゆっくり散歩する人、ランニングする人、
風車の側のベンチでお弁当を広げる人、いろいろな人がいろいろなやり方で
日差しの降り注ぐ節分前の一日を楽しんでいました。