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引っ越しをした750乗り。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然に記していきます。

確定申告の話

私、昨年の3月末までは給与所得者でした。

所属する法人が、所得税や健康保険税などを

私が働いて得た年俸(勤め先、年俸制だったんです)からマイナスしたうえで、

毎月の給料として支払ってくれていたのです。

 

なので、普通に年末調整はしていました。

主に社会保険料の年間の支払額(他にも個人年金に支払った金額など)を算出し、

源泉徴収されていた所得税大体絶対多めに徴収されている。そうしておけばお上は税金のとりっぱぐれがないので)から多めに巻き上げられていた所得税を取り返す、

というのが年末調整です。

 

で、タイトルの確定申告ですが、私個人は確定申告はしたことはありません。

正確には、学生の頃のアルバイト代、入院した時の医療費などを

確定申告して、雀の涙ほどの税金を取り戻したことはあります。

 

まあ、給与所得者になってからは確定申告はしたことがない、というのが

正確なのでしょう。

 

その私が確定申告というシステムに関わるようになったのは、

家内の仕事の関係なのです。

 

あまり詳しいことを書くと、家内に怒られる

(…んじゃないかな。いや、怒られるだろな。いやいや、絶対怒られる)

かもしれないので、詳細は書きません。

一般論として、家内(に限らず自営業者)には、給与所得者と違って

年末調整というシステムはありません。

給与所得は、あらかじめ10%の源泉徴収をされて振り込まれます。

その10%というのは、明らかに多く取りすぎなのです

(しかも、この数年被災地復興のためとして0.021%上乗せされて徴収されている。

復興のためにお金を出すのは、「はい、喜んで」ですが、

そのお金、ニューオータニへの払いや外苑での酒代に使われてるんじゃないの?

そんなのいやだからね)。

でも、お上は常に高めの税額を設定して納税者たる家内の手元に報酬(給料)が

入る前に巻き上げる、というシステムを考えたのです

(お主も悪よのう…って、何百年も前から知ってますけど)。

 

すごく簡単にいうと、給与としてクライアントから支払われる前に

巻き上げられた10%を、取り戻そう、

給与所得者でいうところの年末調整を、自力でやってしまおう、という事なんです。

 

その為には、クライアントから給与所得を得るために必要とした経費を算出し、

給与所得全体からマイナスし、本当に報酬として手に入った金額を

税務署に提出するのです。

 

そこでお上もしぶしぶ「しょうがねえ。これくらいは勘弁して遣わす」と、

巻き上げた税金の一部をお返し下さる、というのが自営業者の確定申告なんです。

「カジノ、誘致してやるからさ、地元民も黙らせるって。」といって

ぬわわ万円とか、あわわ万円も貰える議員さんと違って、

こちとら千円、二千円の還付のために、苦労してるんでい。

 

 

それで、クライアントから支払われる前に巻き上げられた10%を、

すこしでも取り戻そうというのが自営業者の確定申告なのです。

 

                      続きます。

 

 

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