確定申告のこと 続き
さて、普通の給与所得で生活している方には、あまり関係なく思われる
確定申告ですが、
関係するケースとして最も多いのが医療費です。
ざっくり言って、生計を一にする家族全員の医療費が10万円を越えるところから
還付が始まります。
勿論全額返ってくるという事ではなく、きちんとした計算式に基づいての
還付ですが、各種保険で補填されなかった医療費の合計が10万円を越えていれば、
確定申告をしてみて損はないと思います。
意外なことに、薬店で購入した風邪薬なども控除対象なのです。
詳細は税務署で相談するのが一番確実だと思います。
税務署の職員の方は、本当に親切丁寧に教えてくださいます(ビックリするくらい)。
さて、もう一つ、給与所得者の皆さん、各種の保険は、全部
給与所得者が払っている形にするとよいと思います。
例えば配偶者の方が保険料を払っているとしても、
給与所得者自身が払っている形に変えることで、
年末調整の限度額ギリギリまで控除を増やすことができるかもしれません。
税金を払うのは国民の義務です。そのかわり選挙権を得て政治に参加することが
できるのです。
だから、税金を払うな、ということでなく、
正当な権利として税金を控除してもらおう、というのが
いまのわたしの狙いであり、この記事を書いた理由なのです。
また、思いついたことがあれば記事にしますが、
もし間違いがあれば、是非ご指摘いただき、皆で正しい納税、正しい節税
をしましょう。