小さい秋みいつけた
なんていう歌は、この国から消え去ってしまうのではないでしょうか。
夏の猛暑が終わるとすぐ、冬。
秋来ぬと目には定かに見えねども
風の音にぞ驚かれぬる
この歌には、標題の「小さい秋みいつけた」という唱歌と、
相通ずるものがある気がします。
真夏と変わらない日差しの中でも、吹き抜ける風の中に秋の気配を感じる。
そんな日本人のこの国に住む人々の感性が、近い将来本当に消え去るのではないでしょうか。
そして、深まりゆく秋を感じることもなくなってきたような気がします。
その深まりゆく秋の中をオートバイで走れる日も本当に少ない。
真夏の暑さが終わったと思ったら、冬。
なんか寂しいですよね。
と、まあ、カッコつけていろいろ書いてますが、
要は、寒い。寒すぎる。
夜十時過ぎに、歩いて自治会の配布物を配りに(郵便受けに入れに)行ったのですが、
クルマで気温を測ってみると
0.5℃ですよ。もう一息で氷点下ですよ。
北国の方には本当に申し訳ないし、情けないですが、
本当に寒い。
冬眠したい……