徳大寺有恒御大のこと

昨日（一昨日？）の、岩崎宏美さんの記事は、

ＮＨＫ火曜19時30からの、「サラメシ」の流れで、そのままつけていたＮＨＫの

歌番組にご本人が出演されており、誕生日だと紹介されていたので、

つい調子に乗って書いたものです。

その時「そういえば、徳大寺御大が急逝されたのも11月だったなあ」と

思い出し、スクラップブックを漁ったら、

ありました。

2015年11月7日が命日でした。

本当に急逝で、たいそうビックリしたのを覚えています。

さて、徳大寺御大と言えば、「間違いだらけの車選び」があまりにも有名。

私自身、昭和53年当時この本の影響もあって最初の愛車をいすゞジェミニにしたことは

決して否めません。

が、それ以外にも、

駆け抜けてきた 我が人生と14台のクルマたち[本/雑誌] (単行本・ムック) / 徳大寺有恒/著

駆け抜けてきた: 我が人生と14台のクルマたち

こんな本や

文庫　ぼくの日本自動車史 (草思社文庫)

【中古】 ぼくの日本自動車史 草思社文庫／徳大寺有恒【著】 【中古】afb

こんな本。

何より私が影響を受けた（と思っている）のが、

月刊ＮＡＶＩに連載されていたり、単発で執筆されていた記事のあれこれです。

ちょっとおしゃれで、クルマ好き。おいしい物好き。何より、クルマを通して、

人と時代を見つめる、そんな御大が大好きでした。

私は御大よりちょうど20歳年下なのですが、昭和40年代後半からの

御大の車に関するお話は、自分の小学校以降の記憶と重なるところがあって、

ついつい惹きつけられていました。

ああ、もし今御大がご存命だったなら、

死傷事故を起こすような、歩くこともおぼつかないような高齢者の運転ミス、

高速自動車道上で車をあおり、停止させるような危険運転、

オートバイを車で追い回し、追突し死に至らしめるような運転、

その他枚挙にいとまがないあおり運転、

スマホを見ながらを運転し、人をはねるようなモラルに欠ける運転。

そんなものをどのように断じてくださったろうか、

と思います。

ああ、ぼやいても始まらない。

自分は天国の御大に褒められるような運転をしよう、と

想いを新たにしました。

<
にほんブログ村p> 

にほんブログ村