下総松崎から北総台地の高所へ。
昨日は風が冷たく、気温も低めだったので、うちにいました。
今日は久々に暖かく、こんな日にはちょっとお出かけ。
まず、こんなところへ。
この写真はずいぶん以前に撮ったものなのですが、「松崎」と書いて、
「まんざき」と読みます。
こんな水道とか、上の写真の木造駅舎。
単線のため、二面二線の駅では、上下線の行き違い待ちが行われる、
そんなのどかな駅です。
線路の反対側から駅の全体を写したら、ずいぶん風情のある田舎の駅であることが
お判りいただけるかと(その写真は次の機会に)。
立派なこ線橋(上下ホームをつなぎます)だけが、近代を思わせます。
この改札の下のほうにZを止めて、一服していたら、
「いい音ですね、何年式ですか?」と、駅員さんに声をかけられました。
駅員さんも、昔Z2に乗っていらしたらしく、いろいろお詳しい。
ひとしきりオートバイの話をした後、
「この木造駅舎が好きで、たまに来るんですよ。」と私。
「この駅舎は明治34年に完成したもので、基本的な部分は、当時のままです。
今日は、近くの高校で文化祭があるので、かなり乗降客も多いですが、普段の乗降客は一日千人にも届きません」、
「隣の安食(あじき)とこの駅は、建て替えの計画はありません」などというお話を伺いました。
確かに普段の乗降客が千人にも届かなければ、建て替えは、ちょっと。
それでも
「昔は行商の方がたくさんいて、ホームには荷物を置く棚がまだあります。
始発列車は、2、3両行商のお客さんでいっぱいになったものです」等の
お話を伺い、駅を後にしました。
駅を出て10分ほどでついたのが、こんな場所。
この写真のすぐ左に割と大きな古墳があります。
そして、京成空港線の橋梁。
写真を撮っていたら、畑仕事をしていらっしゃる方に、
「ウチの畑の中を通って、崖のほうまで行けば、
もっと眺めがいいよ。」とおっしゃっていただき、
そのお言葉に甘えて、
畑の先、大地の突端まで行ってみたら、確かに絶景。
ピン甘ですが、私には、多分限界。
夕暮れ時には、富士山がよく見えるそう。
畑のオジサンにお礼を言って、帰ります。
ありがとうございました。
このあたり、本当に古墳が多い。
古墳目当てに来てもよいかも、などと思いながら、以前から目をつけていた
銀杏の木の下へ。
本当は、この上空を飛んでいる飛行機を取りたかったんですが…
そんなこんなで、二時間ちょっとのお散歩を終え、帰宅しました。