セイタカアワダチソウ?
この2、3日前から目がかゆく、鼻水が出ます。
そうです。タイトル通り、花粉症です。
忘れもしません。それは23歳の3月、従姉の結婚式に出席する為、
山梨県の母の実家(私の生家でもある)に泊まった時のことです。
生家は、家の北側がすべて杉の木の防風林で囲まれております。
やけに目がかゆく、鼻水が出る。
「へんだなあ」と思って近くの薬局に行くと、
「それは花粉症ですね」、さらりと言われ、目薬を売ってくれました。
それまでは毎年、春先になると、弟が二日で一箱のティッシュを消費しているのを
横目で見て、「大変だねえ」とまるで他人事のように言っていた自分が…
話を戻します。結局それから四分の一世紀以上、
花粉症とは長い付き合いです(付き合いたくもないけど)。
で、セイタカアワダチソウか、ブタクサが今回のアレルゲンなのでしょうが、
どうもセイタカアワダチソウは虫媒花らしいのです。
しかも(ここからが本題)、最近、セイタカアワダチソウを見ていないのです。
この植物は繁殖力の強い外来種で、成田空港に近づくほどこの植物がたくさん
見られたものです。印旛沼周辺でも、ススキを駆逐し、一面真っ黄色な花が
咲いていたこともありました。
あれだけ我が世の春(秋?)を謳歌していたセイタカアワダチソウを、
今年は全然見ないのです。
外来種であるセイタカアワダチソウがなくなるのは喜ぶべきことである、
と思う反面、あの毒々しい黄色の花が見えない秋の風景に
ちょっと物足りない気持ちを抑えられない私であります。