太宰治が見た富岳三景
立秋は過ぎても、涼しくなりませんね。
私は、梗塞の再発を恐れて、1か月以上バイクには乗っていません。
なので、ウチの中にしかネタがない。
それで、タイトル通り、昔撮影した富士山の写真など。
太宰治が富岳百景執筆のために滞在した、山梨県の御坂峠にある天下茶屋から望む
富士山です(太宰は二階、この写真は道路際から、という違いはありますが)
同じ位置からズームレンズで撮ってみました。
写真を撮ったのは、何十年も前の5月の連休です。
積もった雪も融け始めたころです。
季節は違いますが、太宰はこのような場所から富士を望みつつ執筆していたのでしょう。
三枚目の写真は、甲府の町からとったものです。
山の向こうに、わずかに頂上が見えます。
「なんだ。甲府の町からも富士山が見えるじゃないか。馬鹿にしていやがる」
っていう、まさにその季節(晩秋)の富士です。
いかがでしたか、富岳三景。
すこしでも山の冷気を感じていただけましたか。
残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください。