昔のお話
昭和も後期の三分の一を過ぎたころ(具体的には、昭和40年以降)
自分の記憶もはっきりしてきます。
今朝ほど、twitter上に、
NHKの朝ドラ「なつぞら」で、昭和四十年代に
東京の民放で放送していた番組が、北海道で観られるのか、
という疑問があったので、気軽に返信したのですが、
気になって調べてみました。
北海道放送は昭和32年4月1日に放送を開始しているようです。
この時は送信所が札幌の手稲山にあったということですから、
当然十勝の柴田牧場にはVHFの電波は届かなかったでしょう。
そこで帯広局の開局を調べましたが、ネット上では資料が見つかりません。
(○○ペディアは見たくない)
なので、以下は想像なのですが、なつたちのテレビアニメも、
(その当時開局していたであろう)北海道放送帯広局経由で、
柴田牧場で観ることができたのだという設定だと思います。
で、その当時を知る人間としては、どうしても書き記しておきたい。
当時の地方局には(たぶんまだ)そんなに自局で番組を作るノウハウとか、
体力がなかったのでしょう。少なくとも私の知る山梨県地方では、
東京の民放局の番組を、かなりのタイムラグを伴いつつ放送する、
という番組が多かったように思います。
そして、その間に流れるCMがよかった。
「お菓子の雪月。
帯広市西四条南15
電話0123-4-5678」
っていう文字が画面いっぱいに映り、
地元局のアナウンサーが読む。
こんなCMばっかりでした。
多分柴田牧場の人々も、こんなCMを観ていたでしょうね
(あくまでも個人の想像です)。
ああ、懐かしいけど、まとまりがない。