pub-4848227622991517

引っ越しをした750乗り。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然に記していきます。

リーバイスとアルバイトのこと

40年前、大学入学後いくつかアルバイトを経験しつつ、多分大学2年生の頃、

「なんか新しく、長く続けられるアルバイトはないかなあ」と探していた頃、

家(横浜の実家)から車で10分ほどの、厚木街道沿いの商店街に

「長期アルバイト募集」の張り紙を発見したのです。

そこは、某ジーンズショップの某チェーン店で、店長夫婦と

店長の義理のお母さん、店長のお兄さん、正社員の女性が一人、

アルバイトの青年とパートのおばさんが各一人、というアットホームな

雰囲気のお店でした。

ただ、経営自体はドンブリ勘定で、POSなどを用い、本社の管理が徹底した

現在のチェーン店というイメージからは程遠い、 「街のジーパン屋さん」

という感じの店でした。

本題からそれてしまうので、このお店の経営については、

これくらいにしますが、よい意味でも悪い意味でも、昔の個人商店、

という感じでした。

 

チェーン店であることを意識させられるのは、毎朝、店長が直接本店まで

前日の売り上げを持って行き、

社長に売り上げの報告をしていたことだけでした。

 

さて、私に与えられた仕事は、棚にしまわれたジーンズ

(お客さんが試着したり、

ラベルを見たりしたあと、テキトーに棚に戻されていた)をきちんと

三つ折りにして、サイズなどが印刷されたラベルが同じ方向に揃うように、

棚に戻すこと(このキレイに畳んで、しまわれた状態のジーンズって、

ジーンズショップなどで、棚を見ればイメージできると思います)。

ハンガーに吊るされているシャツ類を同じ向きに揃えること、

店の中を掃除すること、位で、最初は接客などはしていませんでした。

 

ジーンズの畳み方は、すぐ覚えました(今も店で試着した後

この畳み方をして、家内に「やめなさいよ」と言われていますが)。

シャツをそろえるのには、スキルも何もありません。

実は、最後の店内の掃除が、このバイトにのめりこむ転機になったのです。

 

ある日、店にはお客さんは来そうにありません。

ってことは、棚から出されたジーンズを畳むことも、

シャツの向きを直すこともない(平日の午前中って、割とこんな感じでした)。

バイトを始めて以来、それまで入ったことのない、店の奥に入ってみると…

 

そこには、この店が開店して以来の、売れ残った商品の山が…

今でいう、デッドストックってやつです。

 

その時、ピラッとひらめきました。 

                   続きます(自慢話になります)。 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村